年子育児をしていると、毎日がバタバタで一瞬たりとも気が抜けませんよね。
料理をしているとき、トイレに入っているとき、オムツを替えているとき……。
「ほんの数十秒」であっても、親が子どもから目を離さざるを得ない瞬間は必ずあります。
我が家は賃貸マンションで、4歳・3歳の年子育児中です。
子どもが1〜2歳頃になると窓の鍵に興味を持ったり、玄関に届くようになったりと、ヒヤヒヤする場面が急増しました。
しかし、ネットにたくさんある防犯グッズを買おうと思っても、コストや賃貸の原状回復リスク、家族の使い勝手(大人の動線)など、考えることがたくさんありました。
そこで今回は、我が家が試行錯誤の末に辿り着いた「賃貸でもできる無理のない室内安全対策」をまとめてご紹介します。
あえて導入を見送ったグッズやリスクも含めてリアルにお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 年子育児で窓の転落・玄関脱走を防止した方法
- スマートロックや取手ロックを「あえて買わなかった」理由
- 賃貸の退去対策!100均グッズ×マスキングテープの活用技
ワンオペ育児に「物理的な安全対策」が絶対に不可欠な理由
子どもが2歳くらいになってくると、言葉でのコミュニケーションが少しずつ取れるようになってきます。
我が家でも、「鍵は触っちゃダメだよ」「ベランダに勝手に出たら危ないよ」と口をすっぱくして教えてきました。
しかし、「言い聞かせること」だけに頼るのは非常に危険だと感じています。
子どもの好奇心は、一瞬で親の注意を超えていきます。
気付いたらカーテンの裏に隠れて鍵で遊んでいたり、外出するとき玄関の扉をガチャガチャしたり…。
特に、大人1人に対して手がかかる子どもが2人いる年子ワンオペ環境では、1秒も目を離さずに過ごすことは不可能です。
「注意する」「見張る」という親の努力で防ぐのではなく、「子どもがどんなに頑張っても物理的に開けられない仕組み」を先に作ることが、子どもの命を守るためにベストな解決策でした。
子どもたちと安全に過ごすために、車も乗り換えています。詳しくはこちらの記事でまとめています。
▶︎ 年子育児でコンパクトカー限界!ミニバンに乗り換えたら本当に正解だった話
【玄関編】家族の動線を邪魔しない「ダイヤル式鍵カバー」

賃貸マンション住まいの我が家では、玄関の脱走対策を検討した際、最初にぶつかったのが「大人の生活動線」と「賃貸の制約」という壁でした。
賃貸なので、もちろん工事で扉を傷つけて鍵を追加することはできません。
そこでたどり着いたのが、アナログな「ダイヤル式鍵カバー」です。
ダイヤル式鍵カバーを選んだ理由とリアルな使用感
これは、玄関ドアの内側にある鍵(サムターン)部分にカバーをかぶせ、数字やアルファベットのダイヤルを合わせないとカバーが開かない仕組みの補助ロックです。
- 夫も外から自力で入れる:外側からは通常どおり鍵を開けられます。夫だけ外出するときも、『カバーを外す→鍵を開ける→カバーをつける→外から鍵をかける』の手順で、元通りの施錠になります。
- 子どもは絶対に開けられない:複雑なダイヤル操作や文字の合わせは、2歳〜3歳の子どもの指先や知識では難しいようです。今4歳になった上の子は、開けられるようになってきてしまったので、時々文字の組み合わせを変更しています。
賃貸でのテープ貼り付け問題
この商品はドアに両面テープで貼り付けるタイプです。
「賃貸だからシール跡が残ったらどうしよう……」と最初は悩みました。
ですが、玄関からの脱走は道路への飛び出しなど命に直結する最重要ポイントです。
そのため我が家では、「子どもの命には代えられない!退去するときはシール剥がし液やドライヤーを使って意地でもきれいに剥がす!」と割り切って、あえてドアへ直接強力テープで貼り付けました。
結果としてグラつきもなくガッチリ固定され、今のところ玄関からの脱走はなく過ごせています。
退去の際には、シール剥がしの薬剤にしっかり課金しようと思います。
スマートロックや取手ロックを不採用にした理由
玄関や部屋のドアの対策としてはスマートロックや取手を固定するチャイルドロックが有名ですが、我が家ではあえてどちらも採用しませんでした。
- スマートロック
賃貸マンションの鍵の形状や費用、手順の煩雑さを考えるとハードルが高いと感じ、断念しました。また、スマホの充電切れで解錠できなくなる可能性を考え、一旦後回しにしています。 - 取手をロックするタイプ(ドアノブストッパー等)
部屋の中から取手をロックするタイプは、夫が帰宅するたびに毎回私が内側から解錠する必要があります。夫の帰宅は深夜になることもあり、その都度の対応するのは現実的に難しいと判断しました。夫が家に入れなくなる・外出しづらくなるという問題が発生するため、不採用となりました。
安全対策する際は、子どもの安全に加えて、大人の生活導線やトラブル時のリスクまでシミュレーションすることが大切です。
【窓・ベランダ編】貼り付け補助鍵+マステ

次に取り組んだのは、掃き出し窓・腰高窓の安全対策です。
子どもが2歳を過ぎると、踏み台になりそうなものを自分で運んできたり、背伸びをしてクレセント錠に手が届くようになってきます。
窓の対策として導入したのが、窓に貼り付けるタイプのシンプルな補助鍵です。
賃貸の傷・シール跡を防ぐ「マスキングテープ下地」の裏技
窓にそのまま強力テープを貼ると、退去時に粘着剤が残ったり家が傷ついたりするリスクがあります。
そこで我が家では、窓側にマスキングテープをあらかじめ貼り、その上から補助鍵の両面テープを貼り付ける方法を採用しました。
- 設置したい窓の汚れをサッと拭き取る
- マスキングテープをしっかりと貼り付ける
- マステの上に重ねるようにして補助鍵を貼り付ける
この一工夫挟むだけで、粘着力をしっかり保持しながら、退去時にはマステごとツルンと綺麗に剥がせるようになります。
設置場所は「子どもの手が絶対に届かない高さ」
どんなに優れた補助鍵であっても、子どもが触れる高さにあると「カチャカチャ遊ぶおもちゃ」になってしまいます。
当たり前のことかもしれませんが、補助鍵は大人しか手が届かない窓の一番高い位置に設置しました。
万が一クレセント錠が開けられてしまっても、補助鍵は届かないので転落の危険性を減らすことができました。
開ける窓は限定し、存在感を出さない
たくさん安全対策をしていても、子どもたちの成長は早く、大人が思いもしない方法で鍵を開けようとすることもあります。
我が家では、日常的に使う窓を決めて対策しています。
- 日常的に開け閉めする窓を限定する
すべての窓を開閉するのではなく、換気等で使う窓は数ヶ所に絞っています。 - 窓の周囲に踏み台になるものを置かない
開閉する窓の周辺には、足がかりになるような家具、ボックス、おもちゃなどを極力置かない配置に徹底しています。 - テーブルや棚が隣接する窓は「存在感を消す」
テーブルや棚が隣接してしまう窓は普段から一切開けないようにしています。子どもに「この窓が開く」ということ自体を気づかせない(興味を持たせない)ための工夫です。
3. 戸棚・引き出し対策|100均グッズ×マスキングテープで退去対策

キッチンの戸棚やテレビ台の引き出しなど、子どもの手にとられたくないものが詰まっている場所には100均のチャイルドロックを使っています。
しかし、賃貸物件だと扉を傷つけてしまったり、テープ跡が残ったりするのが心配になりますよね。
そこで、我が家では以下のように対策しています。
- 貼り付けたい場所にマスキングテープ」を貼る
- マスキングテープの上から100均のチャイルドロックを貼り付ける
このように下地としてマスキングテープを噛ませておくことで、粘着力を維持しつつ、将来剥がすときも綺麗に剥がすことができます。
マスキングテープがすぐに剥がれてしまう場合には、同じく100均の耐震用ジェルマットもオススメです。
手軽に導入できるので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ:生活スタイルに合わせた「無理のない対策」を
今回は、子どもの安全対策について、我が家が実践している工夫やグッズ選びの考え方をご紹介しました。
ネットやSNSで「絶対に買うべき!」と紹介されている便利グッズであっても、家の間取り、予算、家族の行動パターンによっては合わないこともあるかと思います。
- ドア・玄関: 大人側の解錠の都合や予算リスクを考慮して選ぶ
- 窓: 開ける場所を厳選し、開けない窓は子どもに存在自体をなるべく気づかせない
- 戸棚・引き出し: 100均+マスキングテープで賃貸でも安全・安価に対策
部屋の安全がしっかり確保されていると、ワンオペ中に料理やトイレをしている時の「今、鍵を開けて外に出ていたらどうしよう……」という胃が痛くなるようなストレスから解放されます。
ご家庭の生活スタイルに合った取捨選択を行いながら、子どもも大人も快適に過ごせる安全対策を取り入れてみてくださいね。
今回の記事が、みなさんの参考になれば嬉しいです。
年子育児を乗り切るためにしている工夫については、こちらの記事で紹介しています。


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