最近私は妊娠10ヶ月となり、出産間近になりました。
初産ではじめてばかりの妊娠でしたが、夫や周囲の人たちに協力してもらって無事に妊娠生活を過ごすことができています。
今回は、私が実際に妊娠中に夫にしてもらいたかった気遣い5つをご紹介します。
言葉にして伝えて、今は解決していることも多いのですが…。

妊婦はどんなことを考えているのかな?
妊娠期間はどんなふうに接したらいいのかな?
どんなことが奥さんの地雷なんだろう…
と疑問に思う、妊娠中のパートナーがいる方に参考にしていただければ嬉しいです。
旦那さんにしてもらいたかった気遣い5つ

- 自分のことはなるべく自分で
- 家事は最後までやり切る
- 頼まれたことを後回しにしない
- 妊娠・出産にまつわる相談を親身になって聞く
- 妊婦を気遣って自分の予定を組む
ひとつひとつ解説します。
自分のことはなるべく自分で

家事については、自分の分や簡単なことはやってもらえると助かります。
- 飲んだ後のコップを洗う
- 畳んでもらった洗濯物をしまう
- ズボンのファスナーを閉めて洗濯カゴへ入れる
- お風呂の扉をちゃんと閉める
- 物は出したら戻す
- 飲み終わったペットボトルや瓶の分別をする
など、ひとつひとつは小さいことでも放置が積み重なるとイラッとすることがありました。
特に、私の場合は寝る前に使ったコップが朝シンクにポツンと置いてあるのを見るとかなりイライラしました。
夫自身は全く悪気はないのは分かっているのですが、結局そのコップを洗わずに出勤していきます。
夫が使った物でもいつも片付けるのが私になってしまい、何回か声をかけて今は結構やってもらえるようになりました。
本来、フォローしなくても良いはずのことにかる手間には案外イラッとしたりしますよね。
妊娠中で体調が悪く、自分も働いていたりすればなおさらです。
産休に入ってからは、掃除・洗濯・食事の準備・片付け・ゴミ出しなど、基本的にほぼ全ての家事を私がしています。
だからこそ、家事の手間を必要以上に増やさないよう協力してもらえると助かります。
育児がはじまった時のことを考えても、夫が自分のことだけでもやってくれれば安心できます。
家事は最後までやり切る

夫が夕食後の食器洗いを手伝ってくれることがあるのですが、以前はシンク周りをびしゃびしゃに濡らしたまま家事を終了してしまうことがありました。
十分に水を切らず、斜めにせず置いたりするのでなかなか乾きません。
夫に食器洗いをしてもらったあとは、私が食器を並べ直してシンクを拭いて消毒していました。
何回かそのことを伝えて、今はお願いして良かったと思えるくらい家事後の状態がきれいになりました。
家事はちょっとした手間の積み重ねなので、細かいところに気付いてもらえるととても助かりますよね。
頼まれたことを後回しにしない

大掛かりな部屋の掃除やゴミ捨てなど、自分一人ではできないことがある時によく夫に手伝ってもらっていました。
夫も仕事が忙しいので、家のことは暇を見つけてやることになるのですが、タイミングが本当に合わなくて困りました。
休日の朝、「段ボールを捨てに行きたい」と話すと「分かった、後で行こう」と言ってくれるのですが、他の用事で時間がなくなり夕方になるとゴルフや飲み会へ出かけていく…。
これが3週間くらい続いたので、最終的には私が何往復かして段ボールを捨てに行きました。
後回しになった上に、結局は手伝ってくれないのかとがっかりしたことがあります。
お願いしたことはできるだけ早く取り掛かってもらえると助かります。
妊婦自身は、いつになるか分からない出産に備えて、何事も早めに環境を整えておきたいという焦りがあります。
夫にはそこまでの焦りがなく、お互いの気持ちにズレが生じてしまいますよね。
妊娠・出産・育児はどうしても女性主体で進むことが多いと思うので、パートナーが気持ちを理解して積極的に協力してもらえると嬉しいです。
妊娠・出産にまつわる相談を親身になって聞く

初産で分からないことばかりだったのですが、自分なりに色々と調べて出産準備品をリストアップしていました。
当然夫にも何度か相談はしていたのですが、仕事で多忙なせいもありあまり興味を持つ時間もなかったようなので、若干の聞き流されている感はありました。
ある日、夫の職場の同僚ママさんから話を聞いてきたそうで、あると便利なベビーグッズの話を私にしてくれました。

しかし、それ、前に私も同じ話をしたよね…?
同僚の先輩ママさんの話はしっかり聞いてくるのに私の話は聞いてなかったんだ、とかなりへこみました。
何度か同じようなことがありその度に悲しくなるので、まずは私の話をしっかり聞いてほしいとお願いしました。
旦那さんは、周囲の人たちの話よりもまずは自分の奥さんの話を親身になって聞いてあげてくださいね。
妊婦を気遣って自分の予定を組む

体調が良い時には、基本的には趣味の外出や飲み会などに快く送り出しています。
しかし、体調が悪い時はできるだけ優先して行動してもらえたら嬉しいですよね。
私は妊娠中期に、新型コロナワクチンの2回目を接種しました。
接種の翌日は37℃後半の発熱とだるさがあり、一日中横になって休んでいました。
夫がいつもより早く帰ってきたのですが、職場の後輩からゴルフの打ちっぱなしへ誘われた、とすぐに外出してしまいました。
確かに、夫が家にいても何かできることがあるわけではなかったのですが、体調が悪い時に置いていかれるのは心細いものがありました。
ましてや、仕事の用事ではなく後輩に誘われたゴルフ…。

体調不良の私より優先順位が高いんだ、と思ったら数日間口をききたくなくなりました。
妊娠中は、体調が悪かったり外出にも制限があったりします。
男性は心身に大きく変化はないので、今まで通りの生活を送るのも当然とは思うのですが、少しでも妊婦に気遣って予定を組んでもらえるととても嬉しいです。
パートナーの気持ちに寄り添うことからはじめよう!

今回は、私が実際に妊娠中に夫にしてもらいたかった気遣い5つをご紹介しました。
普段夫はとても優しく気遣いができるのですが、それでも思い返すと不満を感じたエピソードは一つではありません。
嫌だったことの記憶は鮮明に残りがちです。
特に、妊娠中はホルモンバランスの変化もあり感情の起伏が大きくなりやすいので、根に持ってしまいやすいのかもしれませんね。
夫であっても自分とは違う価値観の人間なので、お互いに理解しつつ歩み寄れるよう努力していきたいところです。
まずは、妊娠中の体や心の変化について知って、できるところからサポートをしてあげてくださいね。
旦那さん自身も仕事・家事・妊娠中の奥さんの変化で大変だと思いますが、この期間を乗り切ってパートナーとしての絆をさらに深めていきましょう!
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