【妊娠はお金がかかる!】妊娠中~出産準備までの費用はどのくらい?

妊娠

妊娠してから、想像以上にお金がかかってびっくりしませんでしたか?

かくいう私もその一人です。

妊婦健診代の助成や出産育児一時金などもらえるお金もありますが、自費診療のお金やマタニティグッズ、出産前に揃えるベビーグッズには何かとお金がかかります。

赤ちゃんが生まれればもっとお金がかかるので、これからどのくらいお金がかかるのか不安になりますよね。

今回は妊娠9ヶ月の私が、妊娠前~妊娠中に実際にどのくらいお金がかかったのか、その金額をご紹介します。

ちなみに、「物を増やしたくない」「お金はできるだけかけたくない」をモットーにしている私です。

また、お金をかけないようにしたポイントと、もっと節約できたかも!という反省点もお伝えしたいと思います。

これから妊娠生活がはじまる方、妊娠中の方に参考にしていただければ嬉しいです。

医療費 合計81,930円

現在の妊娠9ヶ月までにかかったお金です。

今後、妊婦健診の自費分や出産・入院費用でさらに増える見通しです。

時期別の内訳などをご紹介します。

妊娠前にかかったお金 29,680円

私は、赤ちゃんを授かるために病院へ通院していました。

初めは産科の病院で黄体ホルモン注射等していたのですが、3~4ヶ月続けても赤ちゃんを授からず、不妊治療専門のクリニックを紹介されました。

その時にかかった合計金額が29,680円です。

  •  初診料
  •  ホルモン値を調べるための採血
  •  黄体ホルモン注射
  •  膣の細菌検査
  •  超音波検査
  •  診療情報提供書

などが含まれています。

採血など自費診療分の出費もありこの値段になっています。

振り返ってみるとまあまあな金額を支払っていました。

幸い、不妊治療専門のクリニックへ転院して2回目の受診をした時に、超音波検査をしたところ妊娠が分かりました。

初回の最低限の検査のみで妊娠が判明したので、本格的な不妊治療にはなりませんでした。

不妊治療に突入すると、何十万・何百万単位でお金がかかってきます。

本当に親孝行な赤ちゃんで、感謝の気持ちでいっぱいです。

妊娠中にかかったお金(産科) 35,970円

妊娠が分かってからも、予定日が分かる週数になるまでは不妊治療専門のクリニックへ通院しました。

予定日が決まって母子手帳がもらえれば妊婦健診の補助券を地域の保健センターなどでもらうことができますが、妊娠9週頃までの受診費用は自費でした。

そこから出産をするための病院を選び、また初診料・初回検査・診療情報提供書の金額がかかります。

妊婦健診自体は公費負担ですが、体調不良で治療や投薬があれば保険適用となっても手出しするお金があります。

妊娠中はただでさえ体調不良になりやすく、私も貧血・腎盂炎・坐骨神経痛などのトラブルになりました。

その時の診察代・検査代・お薬代は妊婦健診では賄うことができないので支払いが増えました。

妊娠は病気じゃないと言われればその通りなのですが、妊娠によって起こった体調不良や入院費は費用の助成をしてもらえるとありがたいですよね…。

妊娠中にかかったお金(歯科) 16,280円

こちらは、私の歯のケアが悪くかかってしまったお金です。

妊娠初期にメンテナンス目的で歯科を受診したところ、虫歯が見つかりその治療費がかかりました。

妊娠後期に入ってから、念のため再度歯科検診を受け、歯石除去を行っています。

妊娠中は歯と歯茎のトラブルも起こりやすいと言われており、定期的な受診が必要です。

出産時にかかる予定のお金 ??万円

今後支払う予定の医療費としては、

  •  出産予定日を過ぎて公費助成分を超えた場合の妊婦健診代
  •  出産費用
  •  陣痛タクシー

がかかってくると予想しています。

私の住んでいる自治体は妊婦健診への助成が15回までなので、もしも出産予定日をすぎても赤ちゃんが生まれずに16回目以降の受診を続けた場合は自費になる予定です。

また、出産費用についてはいくらかかるのか本当に未知数です。

出産費用の全国平均は50万円らしいのですが、地域や病院、出産の時間帯や状況によってもかなり金額が変わってきます

健康保険へ加入していれば受け取れる出産育児一時金は42万円(産科医療補償制度の対象内の施設での出産の場合)となっています。

大抵の場合は助成金よりも多くかかってしまうので、差額がいくらになるのやら…です。

私の知人では、出産費用が合計70万円かかった人もいました。

出産育児一時金を差し引いても、約30万円支払ったと話していました。

内訳までは不明なのですが、一体何にそんなにお金がかかってしまうのか、今からとても不安です。

陣痛が起こった時に陣痛タクシーを利用した際もお金がかかるので、準備しておこうと思っています。

マタニティ関連代 合計50,870円

葉酸サプリ 19,764円

妊活をはじめた時から葉酸サプリを飲んでいたのですが、なかなか赤ちゃんが授からず長期間になったので結構お金がかかってしまいました。

葉酸は胎児神経管閉鎖障害の予防のため重要とされています。

妊娠初期の赤ちゃんの器官形成期の前から葉酸を摂取していることが大切なので、妊活中の方はサプリなどで摂取することをおすすめします。

マタニティウェア 23,406円

  •  マタニティパジャマ
  •  マタニティインナー
  •  マタニティウェア(ズボン)
  •  腹帯
  •  産褥ショーツ
  •  ウエストニッパー

にかかった金額です。

出産で入院する時に必要な産褥ショーツ等もこちらに分類しました。

楽天市場でなるべく安いもの・ポイントの付くものを調べて購入したのですが、腹帯やウエストニッパーはしっかりした物を選びたくてお金をかけました。

マタニティウェアは値段がピンキリなのですが、手持ちのもので代用できなかったものは購入しました。

家事代行代 7,700円

元々利用していた家事代行サービスですが、妊娠中にも単発で一回利用しました。

掃除が好きではない上に妊娠も重なって、水回りの掃除をかなりサボっていたので利用してよかったと思っています。

妊娠9ヶ月の現在はシルバー人材センターへ家事の依頼をはじめました。

まだ請求が来ていないので、こちらの金額には含まれていませんが、おそらく1時間1,000円程度で利用できると思います。

妊娠に伴い、家事がままならない日はお惣菜・テイクアウト・外食なども利用し自炊しない分のお金もかかっています。

しかし、お酒を飲まなくなったこと・コロナ禍で外食の頻度がかなり減ったことから、食費は以前と比較してお金のかかり方は同様かそれ以下になっています。

ベビーグッズ代 合計約33,537円

ざっくりとした内訳は以下の通りです。

ベビー服関連 13,320円

ベビー服は新生児用のコンビ肌着4枚と2wayオールを4枚準備しています。

どうしても可愛い洋服を着せたくて、ついお金をかけてしまいました。

おくるみもバスタオルで代用できるのですが、可愛い商品を見つけてしまって購入しました。

新生児の期間の洋服類は、赤ちゃんを授かった時からずっと選ぶのを楽しみにしていたので、必要経費と思うようにしています。

スタイは知人からプレゼントで3枚いただいたので、さらに必要になることがあれば買い足します。

ベビーベッド関連 6,100円

「買う・捨てる・借りる」などの選択肢が面倒に感じ、お金もかかりそうだったのでベビーベッドやベビー布団は買わないことにしました。

代わりにシングルのマットレスを床に敷き、しばらくは私も一緒に寝ようと考えています。

赤ちゃんが寝返りを打った時に窒息してしまわないよう、硬いマットレスを選びました。

シーツや掛け布団は、今自宅にあるもので間に合わせる予定です。

ミルク関連 5,100円

母乳とミルクを混合にするつもりなので、初めから哺乳瓶は2本用意しました。

レンジ消毒をする予定で、100円ショップで哺乳瓶が入るサイズのレンジ容器を準備しています。

哺乳瓶専用のスポンジも、ダイソーだと100円で本体用・乳首洗浄用が買えるので節約できました。

搾乳器は、産後の母乳の状況をみて購入を検討していこうと思います。

オムツ関連 6,687円

お尻ふきはどこを調べても必ず大量に使うようなので、最初から箱買いです。

新生児用のおむつは、1パックのみ購入しました。

実際に生まれてから体の大きさ・成長に合わせて随時買い足していこうと思っています。

念のためオムツを捨てる用の袋も購入しましたが、使ってみてリピート買いするか検討したいです。

おふろ関連 2,330円

ベビーバスは1ヶ月しか使わないようなので、ダイソーで300円で買える「食器の水切りかご用トレー」で代用することにしました。

消毒が簡単!使用しなくなったら使いまわしても捨ててもOK!

というところが決め手でした。

ベビーソープやベビーローションは調べてよく見かけたものを購入しましたが、実際に赤ちゃんに使ってみて肌質に合うものを探していこうと考えています。

湯温計や爪切りは退院の時に病院からプレゼントしてもらえるようなのでそれを使いたいと思います。

買わなかったもの

チャイルドシートやベビーカー、ベビーベッドなどは軒並み高額ですよね。

ベビーベッドはシングルの布団で代用し、ベビーカーはまだ購入しないことにしました。

私の場合は車で退院になるのでチャイルドシートが必要なのですが、友人から借りることができました。

その他、抱っこ紐などのお出かけグッズやおもちゃはまだ用意していません。

実際に赤ちゃんのお世話をしながら、必要になったタイミングで検討していこうと思っています。

妊娠中~出産準備にかかる費用を節約するために

ポイントは以下の3点です。

  •  医療費控除の利用
  •  マタニティ関連はなるべく手持ちのもので
  •  ベビーグッズは最初から全部を揃えない

一つ一つ解説します。

医療費控除の利用

病院でもらった領収証は必ず取っておいて、年度末にある確定申告で医療費控除を利用しましょう。

妊娠から出産までにかかる医療費は、10万円以上になる場合も多いと思います。

今回、私も10万円を超える可能性が高いので、夫の確定申告で還付金を受けられるように手続きをしてもらう予定です。

陣痛が来たら利用する予定の陣痛タクシーも、医療費控除の対象となるようです。

当日領収証をもらうのを忘れても、後日タクシー会社に連絡してもらえる場合もあるそうですよ。

マタニティ関連はなるべく手持ちのもので

マタニティウェア類はすでに持っているものが着られれば節約することができます。

私はマタニティパジャマは出産後も着られるデザインのものを選びました。

ボディクリームもマタニティ用ではなく、普段使っているものをたっぷりと使うようにしています。

また、フリマアプリを利用したり、楽天市場でたくさんポイント還元を受けられるように工夫して購入すると多少金額を抑えられると思います。

ベビーグッズは最初から全部を揃えない

ベビーグッズの購入にかかる平均額は10万円以上だそうです。

育児本やネットで必要とされているベビーグッズも、人によって必要なかったり家にあるもので代用が可能だったりします。

身の回りのママさん達の話を聞くと、たくさんグッズを買っても、実際に生まれてみると「要らなかった」となることもあるようです。

赤ちゃんによっては合わなかったり、使用が短期間になるアイテムもあるそうなので、私はまず最低限を揃えました。

なるべく節約できるように色々と調べましたが、それでも万単位でかかってしまいました…。

費用が大きくかかるものは、家族や知人から借りることができれば節約になります。

おくるみはバスタオルで代用ができますし、100円ショップで揃えられるグッズもありました。

赤ちゃんが大きくなってくれば、大人と兼用できるものもあるので、しっかりと吟味して買いすぎないように気をつけていきたいと思います。

「もっと節約できたかも!」な反省点

マタニティウェアは妊活を開始した時から、普段着を買うときにゆとりのある服を買い始めていればよかったなと思いました。

私は身長152cmでSサイズの服を買うことも多いのですが、パジャマなどは妊娠を見越してMサイズを買っていてもよかったかもしれません。

腹帯は、周囲の勧めがあり買ってみましたが結局あまり使わなかったので、今となってはもったいなかったなと思います。

ベビーグッズについては、特にベビー服で「可愛いものを着てほしい」と欲が出て1着2,000円以上するものも購入してしまいました。

反省はしていますが、多分また可愛い服を見つけたら買ってしまいそうな気がします。

妊娠中~出産準備は最低限から用意して節約しよう!

今回は、私が実際に妊娠中~出産準備にかかった具体的な金額、節約方法についてご紹介しました。

  •  医療費控除などもらえるお金・戻ってくるお金を活用する
  •  最初から全てのグッズを買わず、必要最低限で
  •  代用できるもの・お得に買えるものを探す

以上に気をつければ、かかるお金を節約することができます。

赤ちゃんが生まれればお金はどんどんかかるので、できるだけ妊娠中から支出を抑えるよう工夫することが大切ですよね。

ですが、人によって「ここにはお金をかけたい!」というポイントは違います。

私の場合はお金をかけたいポイントがベビー服でした。

今回の記事を参考にして、妊娠・出産・育児を楽しむことも考えながら準備を進めてみてくださいね!

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