【29歳妊婦】妊娠中の悩み・辛かったこと6つ【生活習慣編】

妊娠

妊娠してからというもの、赤ちゃんの成長を感じては楽しさや喜びを実感しています。

ただ、それと同時に分かってはいたけれど想像していた通り制限の多い妊婦生活…

世のママさんたちは大変な時期を乗り越えてきたんだと思うと、ますます尊敬の念が尽きません。

今回は、私が日々の生活の中で妊娠って辛い…とストレスに思ったことを6つご紹介します。

もちろん、大前提として私自身が強く望んで妊娠した赤ちゃんです。

その上で、同じように辛さを感じている妊婦さんに「わかるわかる!」と共感していただいて、「私だけじゃないよね」と安心してもらえれば嬉しいです。

妊婦さんのことを周りで支えているパートナーやご家族にも、「こんなストレスを抱えているんだな」とぜひ知っていただきたいです。

きっと、妊娠生活をサポートするのに役に立つのではないかなと思います。

今回の記事では以下を参考にしています。

産婦人科診療ガイドライン―産科編 2020

お酒が飲めない

元々、毎晩夫と夕食を食べながら晩酌するのが習慣でした。

コロナ禍になる前は、友人との飲み会も度々していたくらいお酒が好きです。

妊娠が分かってからは当然禁酒していますが、やっぱり時々「お酒を飲みたいな」と思うこともあります。

妊娠中にお酒を飲んではいけない理由として、胎児性アルコール症候群が挙げられます。

  •  胎児・乳児に対して低体重・奇形・脳障害などを引き起こす可能性が高くなる
  •  大量飲酒では特にリスクが上がる
  •  少量飲酒でも妊娠中の全期間を通して何かしらの影響が出てしまう場合がある

このようなリスクを避けるため、禁酒が呼びかけられています。

今回、この記事を書くにあたって妊婦が飲酒したいと思うことについて、調べてみました。

「お酒が飲みたい」という妊婦さんについて、

  •  お酒を飲みたいと思えるのはつわりがなくて元気な証拠、それだけで羨ましい
  •  赤ちゃんのことを考えれば、お酒を飲みたいだなんて考えなくなるはず
  •  妊娠・出産・授乳期間の数年が過ぎればお酒が飲めるようになる
  •  あっという間なので我慢すれば、そのうち平気になる
  •  妊婦さんはみんな我慢している

など、厳しい(というか的を得た)色々な意見がありました。

言われていることは本当に正しくてぐうの音も出ません。

子どもが欲しいと思って妊娠したのは自分の責任ですし、赤ちゃんのことを考えれば禁酒は当然です。

だけどやっぱり好きなもの・習慣になっているものをやめるのはストレスですよね。

私は今妊娠9ヶ月ですが、時々飲みたくなる気持ちもあり炭酸水やノンアルコールビールで誤魔化しています。

妊娠してからは「お酒を飲みたい」と発言するだけでも罪悪感がありました。

結局、お酒を飲みたいと言ったところで飲めないし飲まないんですけどね。

夫がお酒を飲んでいるのが羨ましくなると時々「いいなあ私も飲みたいなあ」と言ってしまうこともあります。

夫は毎回「出産して落ち着いたら一緒に飲もうね」と言って受け止めてくれるので、ストレスを溜め込まずに過ごすことができています。

気持ちだけでも身近な人には理解してもらって、受け止めてもらえたら嬉しいですよね。

カフェインの制限

妊娠中はカフェインを多量摂取すると、

  •  流産や死産のリスクが高まる
  •  胎児発育不全との関係性も疑われている

と言われています。

基準としては1日にカフェイン300mg(コーヒーをマグカップ2杯)までが目安だそうです。

私は、元々毎日コーヒーを4~5杯飲んでいました。

カフェインはコーヒー・紅茶・緑茶にも含まれています。

寒かった時期は、「コーヒーも紅茶もお茶も飲めなければ一体何を飲んだらいいんだ!」と思っていました

甘いものも飲みすぎたらいけないので、温かい飲み物としては定番のルイボスティーを飲みはじめました。

ただ、ルイボスティーの味があまり好きではなかったので長続きはしなかったです。

ノンカフェインのコーヒーや、摂取する量に注意してなるべく薄めたお茶類を良く飲んでいました。

妊娠初期はコーヒー類は全く飲まないようにしていましたが、妊娠後期になってからはカフェへ行くと1日2杯位は飲むこともあります。

カフェインに関しては、ゼロにしなければならないという訳ではないので、まだストレスは少ない方でした。

でも、私よりコーヒーなどが大好きな人はもっと辛いだろうなあと思います。

生魚、生ハムなどが食べられない

妊娠すると、生魚・生ハム・チーズなどの生物は避けた方が良いと言われています。

様々な細菌によって食中毒になるのを防ぐためだそうです。

妊娠中は、具合が悪くても使える薬が限られてしまうので仕方ないことなのですが、お寿司やお刺身が大好きな私には制限が辛かったです。

新鮮な食材なら問題はなさそうですが、何かあったらやはり自己責任になってしまいます

今は鮮度に気をつけて少量食べることもありますが、特に妊娠初期は「大事な時期だから」とかなり我慢しました。

スーパーへ行った時は、なるべく鮮魚コーナーの前を通らないようにしています。

好きな食べ物・普段食べている物が食べられなくなってしまう辛さがありました。

夫が一緒に我慢してくれたので、乗り切ることができています。

激しい運動ができない

妊娠中は、運動そのものは制限されていません。

  •  ヨガ
  •  ウォーキング
  •  マタニティスイミング
  •  ストレッチ

などの適度な有酸素運動はむしろ推奨されています。

私は妊娠前はマラソン・登山などで、大きく体を動かすのがとても好きでした。

スポーツをして汗をかくことが毎日のストレス発散にもなっていました。

ただ、転倒や外傷の危険のあるものは好ましくないとのことで、妊娠してからは好きだった運動ができていません。

ヨガやウォーキングもしているのですが、激しい運動をすることに慣れているのであまり運動した気分にならないのが悩みでした。

妊娠初期~中期は、調子が良い日は「走りに行きたいなあ」を思うこともありました。

夫が運動しているのを見ると羨ましくなることも

今は妊娠後期でお腹が大きくなり、体を思いっきり動かすことがそもそも難しくなりました。

朝晩に2~3kmずつ散歩をして、生活に有酸素運動を取り入れながらゆっくり過ごすことができています。

出産して、運動も楽しむことができる体調・体力が戻ってくれたら嬉しいなあと思います。

体重管理

妊娠中は体格によって推奨体重増加量が異なっています。

  •  体重増加量が少なすぎる→早産などのリスク
  •  体重増加量が多すぎる→巨大児や帝王切開のリスク

となるそうです。

この「痩せすぎない・太りすぎない」がとても難しい…

栄養バランスの乱れや疲れの蓄積で痩せすぎてしまうこともあれば、普通に食べていても太ることもありますよね。

妊娠後期になってからはむくみも出やすくなって、さらに体重コントロールが困難になってきました。

以前は食べてしまった分、たくさん運動すれば体重も維持できていました。

妊娠すると激しい運動は制限されるので、有酸素運動と食事療法をメインとして体重管理をする必要があります。

赤ちゃんのために栄養はバランス良く摂らなければいけない、でも体重を増やしすぎてはいけない、の両立がかなり難しいです。

何かを食べるたびに、「これを食べたらどのくらい体重が増えてしまうだろう」と思ってしまうのがストレスです。

そしてかなり生活に気をつけていても結局体重が増えてしまい、そんな自分にがっかりしてしまうこともあります。

遠出ができない

  •  赤ちゃん・自分の体に負担がかかるのを避ける
  •  緊急時にかかりつけの病院へ行くことができなくなる

といった理由から、旅行するのが好きでしたが遠出ができなくなりました。

コロナ禍なので、妊婦に限らず他の方々も遠出や旅行はできなくなっているので、タイミング的には諦める理由が増えて逆にありがたかった部分もありました。

大好きな温泉にも今は行けないのですが、外出を控えて貯金をして、旅行ができるタイミングがくれば思いっきり楽しみたいと思っています。

さいごに

妊娠は悪いことばかりではありません。

赤ちゃんがお腹にいてくれる日々の中で、楽しいこと・嬉しいことが本当にたくさんあります。

でも今回は、あえて大きな声では言えない「辛いこと」を紹介してみました。

制限が増えて、元の生活が維持できなくなるストレスは大きいですよね。

「わかるわかる!」と共感していただいて、「私だけじゃないよね」と安心してもらえれば嬉しいです。

妊娠すると、喜び・楽しさ・辛さ・不安など色々な感情がもたらされます。

妊婦さんのそんな思いを、パートナーやご家族が寄り添って受け止めてくれることでより良い妊娠生活が送れるのではないかなと思います。

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